送付状(添え状・カバーレター)は、「誰が・何を・なぜ送ったか」をひと目で伝えるビジネス文書です。凝る必要はまったくありません。型どおりに1枚作れば十分——むしろ型から外れないことのほうが大事です。
そもそも必要かどうかを先に確認
| 提出方法 | 送付状 |
|---|---|
| 郵送 | 必要(書類の一番上に重ねる) |
| メール添付・Webフォーム | 不要(メール本文が代わり) |
| 面接時に持参・手渡し | 原則不要 |
つまり必要なのは郵送のときだけです。メール提出なのにPDFの送付状を添付する必要はありません。
構成はこの順番で1枚に収める
- 日付:右上に投函日を書く(履歴書の日付と揃える)
- 宛名:左上に会社名・部署名・担当者名。担当者不明なら「採用ご担当者様」
- 差出人:右側に自分の氏名・住所・電話番号・メールアドレス
- 件名:中央に「応募書類の送付につきまして」など
- 本文:頭語(拝啓)→挨拶→応募の経緯→簡単な自己紹介→結語(敬具)
- 同封書類の一覧:「記」として箇条書きし、右端の「以上」で締める
本文の文例
本文の基本形
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、◯◯(求人サイト名など)にて貴社の営業職の求人を拝見し、応募させていただきたく、下記の応募書類をお送りいたします。
前職では法人営業として5年間、新規開拓と既存顧客の深耕に取り組んでまいりました。ご検討のうえ、面接の機会をいただけますと幸いです。
敬具
自己紹介は1〜2文で十分です。ここで長々とアピールしても読まれません。詳細は履歴書・職務経歴書に任せましょう。
郵送時のマナーもセットで
送付状を作ったら、封入と郵送のマナーも一緒に押さえておくと安心です。
- 封筒は角形2号(A4が折らずに入るサイズ)の白い封筒を使う。茶封筒や中身が透ける封筒は避ける
- 応募書類はクリアファイルに挟み、送付状→履歴書→職務経歴書の順に重ねて封入する
- 封筒の表の左下に**「応募書類在中」**(履歴書のみなら「履歴書在中」)と赤字で書き、四角で囲む
- 年号・日付は履歴書・職務経歴書と表記を統一する
- 料金不足を避けるため、郵便局の窓口から普通郵便で出すと確実
履歴書側の準備は履歴書の基本ルール、よくある間違いNG集もあわせてご覧ください。
Kimarunの送付状エディタは、宛先と差出人を入力するだけで、時候の挨拶を含む定型文が整った状態で出力されます。
参考にした公的情報
制度・様式は更新されることがあります。リンク先の最新情報も確認してください。
よくある質問
送付状は必ず必要ですか?
郵送で応募書類を送る場合は添えるのがマナーです。メール添付やWebフォームで提出する場合は不要で、メール本文が送付状の役割を果たします。持参して手渡しする場合も原則不要です。
送付状は手書きとパソコンのどちらで作るべきですか?
パソコン作成で問題ありません。履歴書を手書きで作った場合でも、送付状はパソコンで作成して構いません。A4用紙1枚に収めます。
送付状に自己PRを書いてもよいですか?
1〜2文で簡潔に触れる程度は効果的ですが、長い自己PRは避けます。詳細は履歴書・職務経歴書に書くものとし、送付状はあくまで「何を同封したか」を伝える書類と考えてください。
