履歴書は、内容を練る前に「形式」でつまずく人が意外と多い書類です。用紙のサイズ、写真、年号——どれも書き始める前に決めておけば迷わないことばかりなので、まずここを片づけてしまいましょう。
まず決める3つのこと
| 項目 | 基本ルール |
|---|---|
| 作成方法 | 指定がなければパソコン作成で問題なし |
| 用紙サイズ | A4(見開きA3)またはB5(見開きB4)。転職ではA4が主流 |
| 年号 | 西暦・和暦どちらでもよいが、書類全体で統一する |
用紙で迷ったら、記入欄が広いA4を選んでおけばまず間違いありません。職歴が少ない新卒やアルバイト応募なら、コンパクトなB5でも大丈夫です。
手書きとパソコン、どちらを選ぶか
「手書きのほうが熱意が伝わるのでは」と気にする人は今も多いのですが、現在はパソコン作成が主流です。修正や使い回しがしやすく、読みやすさも安定します。手書きを選ぶのは、次のどちらかに当てはまる場合だけで十分です。
- 募集要項に「自筆の履歴書」と明記されている
- 手書きの丁寧さを評価する社風だと分かっている(老舗企業・一部の医療福祉など)
手書きにする場合は、黒の油性ボールペン(0.5〜0.7mm)を使います。鉛筆・シャープペンシル・消えるボールペンは使えません。書き損じたら新しい用紙に書き直すのが基本です。二重線と訂正印で直す方法も形式上はありますが、応募書類でそれをやると「書き直す手間を惜しんだ」と見えてしまうので、おすすめしません。
証明写真のルール
写真は採用担当者が最初に目にする部分です。ルール自体はシンプルなので、ここで減点されるのはもったいないところです。
- 撮影から3ヶ月以内のものを使う
- サイズは縦40mm×横30mmが標準
- 背景は白・青・グレーの無地、正面向き・無帽
- 服装はスーツまたは襟付きの服。就業時の身だしなみに合わせる
- 表情は口角を少し上げた自然な印象がよい
スナップ写真の切り抜きや、画質の粗いスマートフォンの自撮りは避けて、証明写真機か写真館で撮りましょう。貼る前に裏面へ氏名を書いておくと、万一剥がれたときも安心です。
日付・年号の書き方
- 日付欄は提出日(郵送なら投函日、持参なら持参日)を書く
- 西暦・和暦は書類全体で統一する
- 元号は「令和」など正式表記を使い、「R6」のような省略はしない
年号の混在は自分では意外と気づきにくく、それでいて読み手には「確認が雑」という印象を与えます。書き終えたら生年月日・学歴・資格欄まで通して見直してください。
空欄を残さない
書くことがない欄は空欄のままにせず、**「特になし」**と記入します。空欄は「書き忘れ」と区別がつかないためです。
各欄の具体的な書き方は学歴・職歴欄の書き方、免許・資格欄と本人希望欄の書き方で解説しています。
Kimarunのテンプレートは、JIS規格に準拠したレイアウトで自動整形されます。年号の表記も入力内容から統一されるため、体裁のミスを気にせず内容に集中できます。
参考にした公的情報
制度・様式は更新されることがあります。リンク先の最新情報も確認してください。
よくある質問
履歴書は手書きとパソコンのどちらで作るべきですか?
応募先から指定がなければどちらでも問題ありません。現在は転職・中途採用を中心にパソコン作成が一般的です。募集要項に「自筆」と明記がある場合や、手書きの丁寧さを重視する社風だと分かっている場合のみ手書きを選びましょう。
証明写真は何ヶ月以内に撮影したものを使えばよいですか?
撮影から3ヶ月以内が目安です。サイズは縦40mm×横30mmが標準で、背景は白・青・グレーの無地、服装はスーツまたは襟付きの服が基本です。スナップ写真の切り抜きは使えません。
西暦と和暦はどちらで書くべきですか?
どちらでも構いませんが、履歴書全体(生年月日・学歴・職歴・資格)で必ずどちらかに統一します。職務経歴書や送付状など、同時に提出する書類とも揃えると丁寧です。
