志望動機の基本構成は「結論→根拠→貢献」
採用担当者が志望動機で確認したいのは、「なぜ他社ではなくこの会社なのか」「入社後に活躍できそうか」 の2点です。次の3段構成で書くと、この2点に短い文字数で答えられます。
- 結論:この会社を志望する理由をひとことで述べる
- 根拠:そう考えるようになった自分の経験・エピソードを添える
- 貢献:入社後にどう役立てるかで締める
| 段落 | 役割 | 文字数の目安 |
|---|---|---|
| 結論 | 志望理由の要約 | 40〜60字 |
| 根拠 | 経験にもとづく理由づけ | 100〜150字 |
| 貢献 | 入社後の活かし方 | 60〜90字 |
書き始める前に整理しておくこと
- 応募先の事業内容・商品・サービスのうち、自分の経験と接点があるもの
- これまでの仕事で成果が出た場面と、そのとき発揮した強み
- 転職で実現したいこと(職種転換、専門性の深化、働き方など)
この3つを書き出してから文章にすると、「どの会社にも当てはまる志望動機」になるのを避けられます。
避けたいNG表現
- 待遇・福利厚生だけを理由にする:「残業が少ないため」「給与水準が高いため」だけでは貢献の視点が伝わりません。
- 学ばせてもらう姿勢で終わる:「勉強させていただきたい」で締めると、貢献のイメージが残りません。学ぶ意欲は貢献とセットで書きます。
- 抽象的な言葉だけで書く:「貴社の理念に共感し」だけでは根拠になりません。どの事業・取り組みのどこに共感したかまで具体化します。
職種別の例文を下書きに使う
構成が決まったら、職種別の例文をたたき台にすると早く仕上がります。営業職の志望動機例文(経験者・転職)では、文例と書き換えポイントを紹介しています。
例文はあくまで下書きです。社名・年数・成果の数字は、必ずご自身が面接で説明できる事実に置き換えてください。
参考にした公的情報
制度・様式は更新されることがあります。リンク先の最新情報も確認してください。
よくある質問
志望動機は何文字くらいが適切ですか?
履歴書の志望動機欄は200〜300字程度が目安です。欄の8割以上を埋めると、意欲が伝わりやすくなります。職務経歴書に書く場合は300〜400字まで広げても構いません。
複数の企業に同じ志望動機を使い回してもよいですか?
土台の構成は使い回せますが、「その会社を選んだ理由」の部分は応募先ごとに必ず書き換えてください。社名を差し替えただけの志望動機は採用担当者に見抜かれやすく、評価を下げる原因になります。
志望動機と自己PRの違いは何ですか?
志望動機は「なぜこの会社で働きたいか」、自己PRは「自分がどう貢献できるか」を伝える項目です。志望動機に強みを書く場合も、主語は常に応募先企業への貢献に置くと書き分けやすくなります。
